国内屈指の規模のキュア炉やアニール炉、工業製品用としては業界初となる過熱蒸気乾燥炉を保有。専門の技術者のサポートのもと、テストから委託生産まで幅広く対応することが可能です。
アニール処理とは、結晶性樹脂フィルムの “ひずみ”を熱処理によって除去する方法。アニール処理を施すことで分子が完全に結晶化・固定化され、寸法精度が安定します。 例えば、PETフィルムをアニール処理することで、熱収縮によるシワやスクラッチ傷等のない、フラットな状態を維持することができます。
国内屈指の規模のアニール炉やキュア炉を試作テストや委託生産にご利用いただけます。
1650mm幅フィルムまでアニール処理が行える受託加工専用マシン。塗膜塗工用ヘッド、マイクログラビア装置を搭載しており、コーティングと同時にアニール処理を行えます。
・高透明(>89%)、 高抵抗(150Ω)
・熱収縮率、平面性
・50μm: <0.3%@150°C×30min
金属箔、ポリイミド樹脂、耐熱性樹脂を対象にしたアニール炉とキュア炉を設置。耐熱樹脂塗工とキュア処理を同時に行うことも可能です。
・低CTE<20ppm
・カール抑制
・生産性向上
N2パージ、400℃雰囲気のキュア炉とコーティング、200℃乾燥 (4.5m) を連続して行うことが可能。ポリイミド樹脂など、耐熱性を要する樹脂を対象にしている開発用試作機です。
・低CTE<20ppm
・カール抑制
・生産性向上
水蒸気をさらに過熱した「過熱水蒸気」を用いた、康井精機オリジナルの画期的な乾燥炉。環境にやさしく、効率性にも優れています。ライン速度の向上や乾燥炉長の短縮など、生産効率アップに貢献します。
大村研究所でデモ機をご利用いただけます。
ロールtoロール用過熱蒸気炉付きコーティングマシン
高効率乾燥炉として期待できる「過熱蒸気炉」を組み込んだテスト用コーティングマシン。
※コーティング用乾燥炉の複合材料シート製造機として特許取得
・処理幅:320mm
・速度:50m/min
・過熱蒸気温度:Max450°C
・マイクログラビアヘッド、ナイフヘッド付き