Yasui Seiki C0., USA
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| 一般的なフローティング・ドライヤーでは基材上下方向から吹き出される熱風の相互作用は複雑です。熱風速度・圧力そして基材張力のバランスが崩れると、基材は大きな力のベクトル変化に晒され、容易にバタツキ現象を生じます。乾燥炉の能力は熱風温度と風速で決まりますから、能力を上げるには風速を高くしたい。しかし基材のバタツキは怖い。ではどうすれば風速を上げられるのでしょうか?熱風が基材と平行に流れないから基材に対して垂直的な力を生じ、バタツキの原因となります。ですから基材と平行に流れ、基材表面の溶剤ガス層流を除去してやれば良いのです。この平行流を作るには幾つかの方法がありますが、一般的な方法は角度を付けたスロット形のオリフィスを使うものです。残念ながらこのジェット流は、基材に対し垂直方向の力も発生するという欠点があります。 | ||||||||
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| 康井精機が技術提携するXeric Web社では、エアバーのオリフィスから吹き出るジェット流の途中に、ステップを設けることによりコアンダ効果を生ぜしめ(上図)、ジェット流を折り曲げ基材と平行に流すことに成功しています。ステップの端には負圧が生じ、この負圧がジェット流を引き込んで渦巻き(ボルテックス)を形成します。そこでこの熱風ノズルをステップ・ボルテックス式エアバーと呼び、Xeric Web社の特許になっています。この渦巻きは、ジェット流をノズルの全幅に亘って分散させる効果があり、基材の全幅に亘って均一な乾燥が可能となります。上下のエアバーからのジェット流バランスに微妙な調整を要せず、運転が容易ということにもなります。 | ||||||||